理事長挨拶

一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター

理事長

 現在、大震災を契機とした電力需給逼迫の先々の見通しは依然不透明な状況が続いており、
私たちは、エネルギーの効率的な使い方を真剣に考えていく時期にきています。一方、ピーク
時間帯における節電、また、中長期的な視点では、エネルギーセキュリティの確保や地球温暖
化対策が重要であることに変わりありません。これらの重要かつ困難な課題を克服するには、
今までよりもさらに踏み込んだ省エネルギーの徹底が不可欠です。私はヒートポンプ・蓄熱シ
ステムに代表される日本が持つ先端技術の向上・普及拡大により、日々のくらしで高効率な機
器を使い、快適性を維持しながら、これらの課題を克服していくことが、課題解決先進国とし
ての日本の役割だと考えています。また、新興国でも経済成長によるエネルギー需要拡大によ
り、同様の課題を抱えています。まず、日本がエネルギー使用効率の高い快適な社会を作 り上
げ、 定着させ、海外展開することこそが、日本が求められている国際貢献だと考えています。
これが私の提唱する「プラチナ社会」です。

 ヒートポンプ・蓄熱システムは、昼間電力の削減と、省エネ・省COを両立できる高効率
システ ムです。すでに国内導入件数は3万2千件を超えており、これらの昼間最大電力の
削減効果は、 約194万件kW(推計)に達しています。
今後もさらに、ヒートポンプ・蓄熱システムの技術向上と 普及拡大が進展し、エネルギー需
要および社会的なエネルギーコストの安定化と将来の課題解 決先進国の実現に貢献する こと
を期待しております。

                                                                              理事長 小宮山 宏

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