理事長挨拶

一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター

理事長 小宮山 宏

2015年12月にパリで開催された「第21回締約会議(COP21)」において、産業革命前からの世界平均気温の上昇幅を2℃より十分低くし、1.5℃に抑える努力をすることや、主要排出国を含むすべての国が削減目標を5年ごとに提出・更新することなどが盛り込まれた「パリ協定」が採択され、昨年11月4日、55ケ国以上が批准する等の発効条件を満たし、発効しました。
我が国も昨年5月、2030年度の温室効果ガス削減目標を2013年度比26%減とする削減目標の達成に向けて着実に取り組むこととした「地球温暖化対策計画」を閣議決定するとともに、11月8日に「パリ協定」に批准いたしました。本計画では、産業・業務・家庭等の分野における温室効果ガスの排出削減について、省エネルギー性能の高い設備・機器としてヒートポンプ技術を活用した機器の導入促進が示されており、再生可能エネルギー利用機器であるヒートポンプ・蓄熱システムの効率的な運用は、諸課題の克服に大きく貢献できるものと考えております。
このヒートポンプ技術を活用した給湯機「エコキュート」が、昨年3月累計出荷台数500万台を突破した節目の年となりました。これまでに普及にご尽力いただきましたみなさまには心より感謝申し上げます。エコキュートは、電力需要の少ない時間帯にお湯を蓄えるため、ピーク電力に影響を与えることなく運転でき、環境性・省エネ性が非常に高いシステムで、国内はもとより国内外にも広めていくことは、地球規模での温室効果ガス削減に向けて極めて重要であると考えます。
本年もヒートポンプ・蓄熱システム普及のための訴求に一層力を入れていきたいと考えておりますので、当センターの活動に対し、さらなるご支援・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

                                                                                         

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