蓄熱式空調システムのポイント

蓄熱システムの設計では蓄熱槽の容量、蓄熱の方式を決定することが必要となります。

蓄熱槽、熱源機の容量

ピーク負荷日の日積算熱負荷の半分程度を貯められる容量が理想といわれていますが、建物ごとに年間の熱負荷は異なりますので、適切な熱負荷の想定が重要になってきます。
熱負荷の想定ができたら日積算の冷房負荷を大きい順から並べたデュレーションカーブなどを利用して、イニシャルコストとランニングコストのバランスから蓄熱槽の容量と熱源機の最適容量を決定します。

蓄熱の方式

蓄熱方式は水蓄熱方式、氷蓄熱方式など、蓄熱槽は温度成層型や連結混合槽型などが選択肢としてあります。
蓄熱槽は建物形状を考慮してなるべく大きなスペースを確保すべきです。比較的大きなスペースを確保できるなら水蓄熱方式を、小さなスペースにたくさん蓄熱したい場合は氷蓄熱方式を選択した方が効果的です。

一年間の冷房負荷のイメージ図

【一年間の冷房負荷のイメージ図】

冷房負荷のデュレーションカーブ

【冷房負荷のデュレーションカーブ】

実際の設計においては、蓄熱槽の設置スペースは限られるなど様々な制約があるので、与えられた条件で最大の経済性・環境性を発揮する蓄熱システムの設計が求められます。
詳しくは「蓄熱式マニュアル」を参照ください。

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