ヒートポンプと再生可能エネルギー

今、再生可能エネルギー利用技術として、太陽光発電、太陽熱温水器、水力発電、風力発電などの技術に注目が集まっています。

ヒートポンプも太陽を起源とする熱利用技術として、欧州ではヒートポンプを再生可能エネルギー利用技術として導入を支援しています。日本でも2009年に「エネルギー供給構造高度化法」により再生可能エネルギーとして位置づけられました。

ヒートポンプは再生可能エネルギーを利用する技術

ヒートポンプで空気熱などをくみ上げ、空調や給湯などに活用しています。

ヒートポンプは再生可能エネルギーを利用する技術

ドイツ環境省の再生可能エネルギーの分類

地中、河川、海からの熱もヒートポンプは利用可能

ヒートポンプは、空気からだけでなく、地中や水(河川、湖沼、海など)の熱も利用することができます。

地中熱

地中は大気よりも夏冷たく、冬温かい温度を有しています。一般にその土地の年間平均外気温度と同じくらいといわれており、夏に冷熱、冬に温熱を必要とする空調にもってこいの熱源です。また、寒冷地では特に、地中と外気との温度差が大きいので効果的です。

水熱(河川、湖沼、海、地下水など)

河川水、海水、地下水、下水などは年間を通じて安定な温度を有しています。また、これらは流量も比較的大きいのでエネルギー源として十分活用できます。

また、近年、温泉利用ヒートポンプが注目されています。排湯温度は約30℃から35℃程度を有しており、温度が高いだけ効率が良くなるので暖房・給湯には有効な熱源です。

排熱(地下鉄、変電所、工場など)

これらのエネルギーは広く、浅く分布し、時間的な変動が大きく、また、需要地との距離が離れているという特徴があります。排熱エネルギーは街のさまざまな場所に存在していますが、エネルギー密度や量はとても小さく不安定ですが、特性をうまく利用できれば十分利用可能です。

未利用エネルギー

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