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用語名 IPFセンサ-
読み あいぴーえふせんさー
内容 氷蓄熱運転、とくに停止のタイミングを測るために製氷量・製氷率あるいは氷充填率を求めることが必要となる。最適蓄熱運転のためにはこれをいかに把握するかが重要なポイントになる。直接の測定対象や測定値は以下のようにいろいろ考案されているが、何れも 最終的にIPF(またはPI)の形で評価しておくことが可能であると共に便利であるので、これらを総称してIPFセンサーと呼ぶことにする。代表的な例を以下に示す。
① 水位センサ-   体積膨張から製氷量・IPFを逆算できる。この場合、槽からの水漏れ・蒸発・給水漏れ等があってはならない。基準水位の校正が鍵になる。
② 熱量センサ-   入出力熱量の差が蓄熱量、従って製氷量・IPFを与える。熱量計量の方法は各種あるが基本的には温度差と流量の積である。
③ 氷厚センサ-   接触針、電極棒等を利用して生成氷厚を検知する。固氷型で外融型アイスオンコイル方式に限られるが、槽内が完全に撹拌され全ての部位で氷厚が一定とみなされるときに使用可能である。
④ 濃度センサ-   ブライン晶出型のスラリ-アイスに適用できる。ブライン濃度と凝固温度とは対応しているのでブライン温度を計測して水量変化からIPFを求めることができる。この場合、正確なブライン平均温度をいかに求めるかが鍵となる。
記号 関連数式 単位

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