水(氷)を相変化物質とする潜熱蓄熱である。システムを環流する熱媒としての水そのものを蓄熱体に兼用するもの(外氷外融型・過冷却型・ハーベスト型など)と、システム環流熱媒とは分離して蓄熱体として独立させるものとがあり、後者はさらに蓄熱体をカプセル容器に封入するもの(カプセル型)と氷蓄熱タンクとするもの(外氷内融型・ブライン晶出型など)とがあって、蓄放熱のためにブラインと熱交換器を設置する。