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土壌蓄熱
土壌(地盤)を蓄熱体とする固体顕熱蓄熱である。地盤は半無限連続固体であり、そのままの形で用いる場合と、断熱囲いを設けて蓄熱範囲を限定する方法とがある。前者は地盤の有する冷熱・温熱そのものも活用出来る反面、蓄熱量・温度が限定されている場合は熱損失となって流出する度合いが大きい。逆に後者の場合は地上温度や地下水温度に起因する自然熱源を利用できなくなる。地盤には水分が含まれ、時には液水が地下水として流れているために蓄熱量の推定にはこれらの状況推定が必要である。
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