ヒートポンプとは再生可能エネルギーから熱エネルギーを生み出す技術です!
空気熱、地中熱、河川水熱などの再生可能エネルギーは、繰り返し使える優れたエネルギーです。
しかし、この再生可能エネルギーの持つ温度では、空調や給湯、産業プロセスなどへの直接利用は難しく、ヒートポンプを活用することで再生可能エネルギーを熱エネルギーとして利用することができます。
様々な用途で利用することで、更なる省エネ・省CO₂が可能となります。
エネルギー供給構造高度化法(2009年施行)により、ヒートポンプで利用する空気熱や河川水等の熱は再生可能エネルギーと定義されています。
ヒートポンプは「カーボンニュートラル社会実現の切り札」として、活躍の場がますますひろがっています。
ヒートポンプのしくみ
ヒートポンプは、化石燃料を燃やさずに空気の中にある熱エネルギーを集めて空調や給湯などに使う技術です。
空調(エアコン)や給湯(エコキュート)には、この技術が使われています。
日本が世界をリードする最先端の技術であり、1の電気エネルギーで3~7※の熱エネルギーを生み出せるようになりました。
日本で販売されている最新のヒートポンプエアコンは1の投入エネルギーで7(※1)の熱エネルギーを得ることができます。
高効率なので電気の消費量は1/7(※2)。とっても省エネです。
※1:日本で販売されている最新のヒートポンプエアコンの場合 ※2:電気ヒーターと比較した場合
詳しくしくみを勉強したい方はこちら(WEB講座)!
身近なところにある技術
ヒートポンプはエアコン(空調)やエコキュート(給湯)だけではなく、冷蔵・冷凍庫、洗濯機の乾燥機能などさまざまなものに使われています。
実はわたしたちの生活に身近なエコ技術なのです。
効率が良く、大規模施設にも対応できるヒートポンプはオフィスビルなどの空調や、病院・ホテルの給湯にも利用されています。
工場や農場などでも普及拡大が期待されています。