蓄熱システムの保全・診断
本マニュアルでは、蓄熱式空調システムの日常運用からリニューアルに至るまでの運用技術について詳述しています。以下に概要を示しますが、膨大となるため3分冊で発行しています。
【運用保全編(新版)】
◆第1章 |
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蓄熱システム運用保全の基礎 |
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運用保全を行うために、運用保全の取り組み方、システム理解のための基礎知識をまとめています。 |
◆第2章 |
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蓄熱システムの運用保全計画 |
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運用保全計画の全体、具体的内容についてまとめています。 |
◆第3章 |
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蓄熱システムの運転状態の評価指標 |
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システムの運用上、運転状態の判断に用いる指標をまとめています。 |
◆第4章 |
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運転管理記録 |
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システムの運転管理上の記録帳票についてまとめています。 |
◆第5章 |
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運用保全体制の形態 |
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運用保全の対応について、事例を示しています。 |
【付録】 |
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1.蓄熱システムの運転実測と解析手法
2.水質の要素と腐食との関係
3.故障、不具合時の対処
4.蓄熱槽効率推定表
5.蓄熱槽と蓄熱システムに関する用語集 |
【異常診断・性能評価編】
◆第1章 |
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異常検知・診断の基礎 |
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異常検知・診断とコミッショニングの関係、異常検知・診断の構造として、トップダウン型、定常保守、調査診断、自動検知・診断の役割と関連を述べています。 |
◆第2章 |
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実態から見た蓄熱システムの異常・対策統計 |
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合計52ビルで実施された調査診断の結果を、不具合運転→適正運転へ改善、改善への調整個所、改善の効果について述べています。 |
◆第3章 |
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調査診断 |
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運用保全の定常保守などで発見された異常を、確認、追加データの収集、分析、原因の推定、正常復帰させる調査診断の各作業について述べています。調査診断の手法として、通常の運転データから得られるマクロ的な評価指標で診断する一次診断と、一次診断では原因が特定できない異常に対し追加計測を実施して診断を行う二次診断に分けて記載しています。 |
◆第4章 |
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自動検知・診断 |
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自動検知・診断の基礎知識と実用化研究の進んでいる自動検知・診断手法の現況について述べています。 |
【付録】 |
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1.蓄熱システムトータルダイアグラム
2.既設蓄熱システムの運転実態性能診断に関する研究
3.詳細運転評価手法と自動検知・診断手法
4.自動検知・診断手法
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【リニューアル編】
◆第1章 |
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建築設備リニューアルの計画 |
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蓄熱システムのリニューアルは、一般には建築設備のリニューアル工事の一部として行われることが多いため、建築設備をリニューアルする場合の一般的な流れを示しています。 |
◆第2章 |
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蓄熱システムのリニューアルのフロー |
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蓄熱システムのリニューアルの進め方について、本マニュアル並びに別冊のマニュアルの対応を含めてその流れを示しています。 |
◆第3章 |
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蓄熱システムのリニューアルの目的 |
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蓄熱システムのリニューアルを行うにあたっては、目的の明確化が重要であるため、蓄熱システム導入のメリット・デメリット等を提示し、目的の明確化の方法を示しています。 |
◆第4章 |
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蓄熱システムの調査・診断 |
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蓄熱システムのリニューアルについて、蓄熱システムを既存再利用する場合と新規導入する場合に分けて調査・診断の方法について記述しています。 |
◆第5章 |
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蓄熱システムリニューアルの設計・施工・運用 |
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蓄熱システムのリニューアルにおける設計、施工、運用について、流れを示すと共にチェックポイント等を提示して記述しています。 |
◆第6章 |
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蓄熱システムのリニューアル事例の紹介 |
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実際に行われたリニューアル事例を紹介し、その目的、手法、効果についてまとめています。 |