ICA,JCDA,HPTCJ共同プロジェクト ー3年目事業の実施についてー
国際銅協会(ICA)、一般社団法人日本銅センター(JCDA)及び一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター(HPTCJ)は、アジア・ヒートポンプ・蓄熱技術ネットワーク(AHPNW)等の活動を通じて、東南アジア地域での「ヒートポンプ・蓄熱システム」の理解促進活動を進めてきました。
地球温暖化を防止する上で、エネルギー消費拡大のポテンシャルが大きいアジア各国におけるヒートポンプ技術のさらなる普及促進を目的として、2017年よりICA、JCDA及びHPTCJは共同プロジェクトを実施しております。
今回共同プロジェクト3年目事業を実施することで関係者間(ICA/JCDA/HPTCJ)で合意し、そのことを付記した事業覚書「Appendix of “ICA Project Proposal”」に署名締結(2019年5月31日)致しました。
共同プロジェクト 3年目事業の概要
共同プロジェクト1年目事業「アジア3地域(日本、韓国、台湾)での高効率ヒートポンプ機器の普及状況と普及ポテンシャルの調査」、2年目事業「アジア3地域(日本、韓国、タイ)でのヒートポンプ給湯機に関する水質、法規制、エネルギー関連調査」「ヒートポンプ普及拡大に向けた取組みに係るリーフレット作成」を踏まえ、3年目事業については、ヒートポンプ・蓄熱システム普及セミナーを開催いたします。
パリ協定採択以降、世界全体では1.5℃~2℃目標が掲げられ、各国は長期戦略を提出することになっており、日本も長期の温室効果ガス低排出発展戦略を策定し、間もなく提出されます。上記の目標達成に向けて、日本はもとより特に今後エネルギー消費の増加が見込まれるアジアでの低炭素・脱炭素社会実現に必要不可欠であるヒートポンプ・蓄熱システムの一層の普及拡大に向け、国際銅協会(ICA)及び日本銅センター(JCDA)※の後援で、『ヒートポンプ・蓄熱システム普及セミナー』及び『日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業の施設見学会』を開催致します。セミナーでは経済産業省資源エネルギー庁省エネルギー課牛来課長補佐および早稲田大学齊藤教授をお招きして、省エネルギーの動向やアジアでのヒートポンプの普及に向けた調査結果等をご講演頂くとともに当センターからヒートポンプの普及拡大に向けた取組について事例を交えてご紹介します。
参考:3団体の概要
国際銅協会:ICA(International Copper Association)
設立 | 1989年1月 |
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活動目的 | "銅市場を守り、成長させると共に、世界中の人々の生活の質向上に貢献する” |
本部 | ワシントンDC |
団体トップ | 会長:Ivan Arriagada 氏 (CEO, Antofagasta Minerals) |
会員企業・団体 | 世界各国の銅鉱山、製錬会社33社及び銅加工会社5社 |
日本銅センター:JCDA(Japan Copper Development Association)
設立 | 1964年11月 |
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活動目的 |
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本部 | 東京 |
団体トップ | 会長:小野直樹氏(三菱マテリアル(株)取締役社長) |
会員企業・団体 | 会員:4団体(日本鉱業協会他2団体)及びICA 賛助会員:23社 |
ヒートポンプ・蓄熱センター:HPTCJ(Hear Pump & Thermal Storage Technology Center of Japan)
設立 | 1986年8月 |
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活動目的 |
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本部 | 東京 |
団体トップ | 理事長:小宮山宏氏(東京大学第28代総長、三菱総合研究所理事長) |
会員企業・団体 | 賛助会員企業(団体):92社 |

Han Lyu 氏
北沢 信幸 氏
この件に関するお問い合わせ先
一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター 担当 竹内
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目28番5号
ヒューリック蛎殻町ビル6階
TEL.03-5643-2404 FAX.03-5641-4501