「ヒートポンプ・蓄熱システム運転管理等の改善事例」について

平成27年度「ヒートポンプ・蓄熱システム運転管理等の改善事例」公募のお知らせ

 当センターでは過去11回に渡り、運転管理に携わる方々への更なる啓発を促すとともに、蓄熱システムの環境性はもとより電力負荷平準化や省エネルギー、経済性等の一層の向上を目的として、蓄熱システムの運転管理・運用およびそれに基づく設備の改良などにより改善に効果があった事例を広く募集し、その開発や改善プロセスにおける努力に対して評価・表彰をさせていただきました。
 また平成24年度から募集を始めましたヒートポンプ・蓄熱システムの運用によるピーク電力削減や非常災害時の対応などの有効活用事例につきましても引き続き平成27年度も募集します。
 当センターでは、皆さまからの多数のご応募をお待ちしております。

公募(Ⅰ) 「ヒートポンプ・蓄熱システム運転管理等の改善事例」

 ヒートポンプ・蓄熱システム(以下、“蓄熱システム”と言う)は、設計段階における機器やシステムの適切な選択はもとより、設置された蓄熱システムが常に最適の状態で運転されるよう、維持・改善活動を進めていくことが極めて重要です。
 このため、運転管理に携わる方々への更なる啓発を促し、蓄熱システムの一層の向上に資することを目的として、蓄熱システムの運転管理・運用およびそれに基づく設備の改良(“運転管理等”と言う)などにより改善に効果があった事例を広く募集し、その開発や改善プロセスにおける努力に対して当センターが評価、および表彰いたします。 

募集対象

 募集対象は、日常的、部分的、小規模なものを含め蓄熱システムにおける運転管理・運用およびそれにともなう設備の改良(単なる改修ではありません)における改善により効果のあった事例とし、おおむね年間にわたる運転実績のデータに基づいた改善により、その効果が確認できる事例とします。

1. 設計性能(電力負荷平準化、省コスト、省エネルギー、CO2 削減等)を発揮するために、運転管理面で創意工夫された事例。
2. 制御方法など運転管理手法等の改善で効果があった事例。
3. 蓄熱設備の改修・工夫により効果のあった事例。
4. その他、運転管理に関して新規性、創造性等のある事例。
審査の前提として、データの収集(おおむね年間にわたるデータ)や原因調査が無いもの、すなわち従前の知見に基づかない単なる機器の入れ替え、蓄熱運転パターンのみの変更、あるいは、設備機器または補機類単体の不具合に対する単なる改修などは対象外とします。
尚、他の建築関係の表彰等において既に受賞された事例の場合は、さらに改善された事例であれば対象といたします。

受賞された事例は、受賞内容を広くPR させていただきます。また、当センターが平成27年7月に主催するシンポジウムでの発表をお願いすることがあります。

応募申請

(1)申請資格: 運転管理等の改善にかかわった個人またはグループとします。

(2)申 請 者: 申請は、改善に携わった方(申請者)と当該設備オーナーの共同申請としてください。

(3)申請方法: 当センターが指定する様式に基づき申請書を作成し、当センターに1部提出していただきます。申請書は、当センターホームページからダウンロードしていただくか、事務局へ請求ください。書類の提出は郵送、持参どちらでも結構です。郵送の場合は、簡易書留で送付してください。また、封筒に「運転改善事例申請書類在中」と記入してください。
 申請費用は無料ですが、申請書類は返却致しません。
 改善事例冊子はこちら (PDF形式)           
 申請書のダウンロードはこちら (ワード形式)
 申請書の記入例はこちら (PDF形式)             
Get Acrobat Reader ※PDFを閲覧するためのプラグインはここからダウンロードできます。

(4)申請条件: 受賞した事例は、受賞内容を広くPR させていただきますので、改善事例についての新たな紹介資料の作成をお願いすることがあります。また当センターの主催するシンポジウムでの発表をお願いすることもあります。

(5)申請期間: 平成26年12月15日(月)~平成27年3月20日(金)
※申請期間を延長しました。
(郵送の場合は当日消印まで有効)とします。

審査の方法

 学識経験者などで構成する「審査委員会」において厳正に審査します。審査にあたり、必要な場合には、追加資料の提出のお願い、ヒアリング、現地調査などを行うことがあります。
 審査結果は当センターのホームページに掲載します。

表彰

 審査の結果、特に優秀と認められた改善事例について、

○最優秀賞 :30万円
○優秀賞 :20万円
○奨励賞 :10万円

の奨励金を表彰と共に授与いたします。なお、各賞とも該当が無い場合もあります。
 表彰は、平成27年7月に予定しています当センターが主催するシンポジウムで行います。

その他

(1)過去の入選事例の優秀受賞例は、『センターホームページ(https://www.hptcj.or.jp/)』の『ヒートポンプ・蓄熱ライブラリ』にある『蓄熱情報誌COOL&HOT バックナンバー(https://www.hptcj.or.jp/library/tabid/388/Default.aspx)』より、以下のページをご参照ください。

第1回 (平成16年) シンポジウム:蓄熱情報誌COOL&HOT 2005 No.21
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/21g1617p.pdf
第2回 (平成17年) 優秀事例:蓄熱情報誌COOL&HOT 2006 No.24
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/24g15_17p.pdf
第3回 (平成18年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌COOL&HOT 2007 No.27
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/27g16_19p.pdf
第4回 (平成19年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌COOL&HOT 2008 No.30
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/30g23_27p.pdf
第5回 (平成20年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌COOL&HOT 2009 No.33
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/33g18_21p.pdf
第6回 (平成21年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌COOL&HOT 2010 No.36
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/36g18_20p.pdf
第7回 (平成22年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌 COOL&HOT 2011 No.39
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/pdf/39g_p18_p20.pdf
第8回 (平成23年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌 COOL&HOT 2012 No.42
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No42-P20.pdf
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No42-P21.pdf
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No42-P22.pdf
第9回 (平成24年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌 COOL&HOT2013 No.44
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No44-P20.pdf https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No44-P21.pdf
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/hp_ts/sample_cool/documents/COOLHOT_No44-P22.pdf
第10回 (平成25年) 優秀事例、シンポジウム:蓄熱情報誌 COOL&HOT2013 No.45
https://www.hptcj.or.jp/Portals/0/data0/common/images/CH45_P008-9.pdf

(2)虚偽の申請など本表彰の目的を損なうような行為があった場合は、当該申請を無効とします。


公募(Ⅱ)「ヒートポンプ・蓄熱システム運用によるピーク電力削減等の対応事例」

 東日本大震災にともない、非常時の対応としてのヒートポンプ・蓄熱システムの有効性が見直されています。
 そこでピーク電力削減の運用事例や非常災害時の対応などといったヒートポンプ・蓄熱システムの有効活用例を広く紹介し、普及させることを目的として、事例を募集いたします。

募集対象

 募集対象は、既存のヒートポンプ・蓄熱システムにより、ピーク電力削減に効果があった運用事例や非常災害時における蓄熱槽の生活用水・消防用水への対応事例など、主に震災時およびそれ以降の非常時にヒートポンプ・蓄熱システムを有効活用した事例とします。多くの有効な対応策を広く普及させるため、独創性や新規性があるものや導入が容易で他の設備への波及効果が見込まれる事例とし、その効果が明確に提示できるものとします。
 

 応募された事例は当センターのホームページでの紹介他、内容を広くPR させていただきます。
 また、受賞された事例は当センターが平成27年7月に主催するシンポジウムでの発表をお願いすることがあります。
 

応募申請

 

(1)申請資格: 運転管理等の改善にかかわった個人またはグループとします。

 

(2)申 請 者: 申請は、改善に携わった方(申請者)と当該設備オーナーの共同申請としてください。

 

(3)申請方法: 当センターが指定する様式に基づき申請書を作成し、当センターに1部提出していただきます。申請書は、当センターホームページからダウンロードしていただくか、事務局へ請求ください。書類の提出は郵送、持参どちらでも結構です。郵送の場合は、簡易書留で送付してください。また、封筒に「蓄熱システム利用事例申請書類在中」と記入してください。
 申請費用は無料ですが、申請書類は返却致しません。
 改善事例冊子はこちら (PDF形式) 
 申請書のダウンロードはこちら (ワード形式)
 申請書の記入例はこちら (PDF形式)
Get Acrobat Reader ※PDFを閲覧するためのプラグインはここからダウンロードできます。

 

(4)申請条件: 応募いただいた内容は広くPR させていただきます。優れた事例については新たな紹介資料の作成をお願いすることがあります。また当センターの主催するシンポジウムでの発表をお願いすることもあります。

 

(5)申請期間: 平成26年12月15日(月)~平成27年3月20日(金)
※申請期間を延長しました。
(郵送の場合は当日消印まで有効)とします。

審査の方法

 学識経験者などで構成する「審査委員会」において厳正に審査します。審査にあたり、必要な場合には、追加資料の提出のお願い、ヒアリングなどを行うことがあります。
 審査結果は当センターのホームページに掲載します。

表彰

 審査の結果、特に優秀と認められた事例について、

○優秀賞   :10万円

の奨励金を表彰と共に授与いたします。なお、該当が無い場合もあります。
 表彰は、平成27年7月に予定しています当センターが主催するシンポジウムで行います。  

その他

 虚偽の申請など本表彰の目的を損なうような行為があった場合は、当該申請を無効とします。

送付先/問い合せ先

一般財団法人 ヒートポンプ・蓄熱センター シンポジウム事務局
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1-28-5 ヒューリック蛎殻町ビル6階
Tel:03-5643-2403 Fax:03-5641-4501