News Release

2013年 12月19日
一般社団法人日本冷凍空調工業会
 一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター

             家庭用 自然冷媒ヒートポンプ給湯機”エコキュート”の 累計出荷台数400万台突破について
 
 一般社団法人日本冷凍空調工業会および一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センターは、家庭用自然冷媒ヒートポンプ給湯機「エコキュート※」の普及拡大に取り組んでおりますが、本年10 月末現在で累計出荷台数が400万台を突破(約400万8千台)しましたのでお知らせいたします。

 「エコキュート」は、空気中の熱エネルギーを集めて活用する省エネルギー技術「ヒートポンプ」を導入し、家庭で消費するエネルギーの約1/3を占める「給湯」分野において、大幅なエネルギー消費の抑制を可能にしました。2001年に世界で初めて商品化されて以来、床暖房なども行うことができる多機能機種や省スペース型機種など、お客さまのニーズを踏まえた様々な特長を持つ機器を製品化いたしました。その結果、2009年10月には累計出荷台数が200万台、2011 年8月には300万台を突破し、その後約2年間で100万台を出荷するなど普及が進んでおります。
           
 今後も、高い省エネ性を有し、地球温暖化対策への貢献が期待できる「エコキュート」の普及を通じて、電気の需要面における「エネルギー消費の効率化」を推進してまいります。

 ※「エコキュート」の名称は、電力会社・給湯機メーカーが自然冷媒CO2 ヒートポンプ式給湯機の愛称として使用しているものです。
 

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この件に関するお問い合わせ先
一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター 担当 田中、宮下
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目28番5号
ヒューリック蛎殻町ビル6階
TEL.03-5643-2402 FAX.03-5641-4501

1.エコキュートの累計出荷台数の推移

 

 

                    (出典:日本冷凍空調工業会) 

2.エコキュートの仕組み

 「エコキュート」はヒートポンプの原理を利用した給湯システム。空気の熱を熱交換器でCO2冷媒に集め、その冷媒を圧縮機でさらに高温にして、お湯を沸かす仕組み。空気の熱を上手に活用するため、投入した電気エネルギーの3倍程度の熱エネルギーを得ることができ、これにより高い省エネルギー性と従来型給湯器に比べCO2排出量の削減も実現できます。
 
 

3.家庭用ヒートポンプ給湯機購入動機・使用満足度調査結果について

 日本冷凍空調工業会は、震災以降にエコキュートを購入した人を対象に購入動機と使用満足度の調査を実施しました。
 結果は、次の通りとなっています。
  • エコキュートは購入の際の決め手として「光熱費の安さ」「安全性」「環境に良い」を期待して購入されていました。また、購入後の満足度は96%と非常に高く期待通りの商品であることが判りました。
  • 水道水が使えれば停電時でもお湯が使えることや、災害時はタンクのお湯が非常用水として使えることなどは、あまり知られておらず、もっとPR が必要であることが判りました。
  • 震災以降エコキュートの需要は低迷していますが、エネルギー効率の高さに加え、今回の調査結果を踏まえますと、さらなる普及が見込めることが判りました。
   ※ アンケート結果掲載URL http://www.jraia.or.jp/product/heatpump/i_enquete.html
           
   エコキュート購入の決め手は?【複数回答】
 
   エコキュートを購入して満足していますか?
 
   エコキュートを知人に勧めとようと思いますか?
 
 以 上
(参考) 

○ヒートポンプを巡る最近の動向 

  • 「エネルギーの使用の合理化に関する法律(省エネ法)施行令(トップランナー関連)の一部を改正する政令」が閣議決定されました。本改正は、省エネ法に基づき、エネルギーの使用の合理化を図ることが特に必要のある機器を新たに追加するもので、2013年3月1日から電気温水機器「エコキュート」を省エネ法のトップランナー基準に新たに追加されました(目標達成基準年度2017年度)。これにより、エコキュートを年間500台以上製造又は輸入する製造事業者等に対して、基準値策定時点で最もエネルギー消費量が優れた製品(トップランナー)を基準にした省エネ性能の達成が求められます。
  • 2013年10月より、住宅の省エネルギー基準が改正、施行されました。これまでの外皮性能を中心とした基準から、断熱・遮熱性能等を規定する外皮性能基準と各種設備機器の効率や再生可能エネルギーの導入も勘案する総合的な省エネルギー性能を規定する一次エネルギー消費量の2 つの基準値より構成される基準となり、2020年を目途に基準義務化も検討されています。こうしたエネルギー消費量評価においては、効率の良いヒートポンプ機器は基準を満たす有効な手段の一つであります。
  • 2013年6月にヒートポンプ・蓄熱センターにより、ヒートポンプ普及拡大による一次エネルギー削減ポテンシャルを試算し、プレスリリース※1しています。その試算結果では、民生部門や産業用の熱需要※2を賄っているボイラ等をヒートポンプで代替した場合、一次エネルギー削減効果(原油換算)は約2.7千万kL(▲約40%)に相当します。 

  ※1 プレスリリース http://www.hptcj.or.jp/index/newsrelease/tabid/702/Default.aspx

  ※2 家庭用暖房、家庭用給湯、業務用給湯、産業用加熱(ヒートポンプで代替可能な温度帯のみを抽出。
    産業用ボイラ消費エネルギーの約49%)

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