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用語名 ピ-クカット・ピ-クシフト
読み ぴーくかっと・ぴーくしふと
内容 装置にかかる負荷のピ-クをある大きさで切り捨て(カット)、切り捨てた分の負荷を何らかの方法で他の時間帯へ移行(シフト)すること。冷暖房負荷の側からみたピ-クカット運転は、熱源装置容量を必ず低減するスタイルとなるが蓄熱運転時間は負荷の形態との関係で決められる。一方、電力側からみたピ-クカットは、一般に午後の電力ピ-ク負荷時点の電力駆動の冷熱源機器の運転を中止することを意味するので、その時に冷暖房負荷がピ-クであるとは限らない。熱源装置容量は蓄熱運転時間との関係で冷暖房負荷ピ-クより大きくなることも小さくなることもある。したがって、ピ-クカットとピ-クシフトは負荷の視点によって正反対の表現となるので注意が必要。1990年頃までは前者の冷暖房負荷からの視点が多かったが、それ以降は電力側から見た表現をとることが多い。
記号 関連数式 単位

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