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ヒートポンプ・蓄熱システムは、省エネルギーと脱炭素社会の実現に貢献するキーデバイス
~『ヒートポンプ・蓄熱月間』がスタート~
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一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター(東京都中央区、理事長:小宮山 宏)では、ピーク電力削減、省エネルギー性・環境性に優れているだけでなく、”脱炭素社会の実現”にも貢献し、今日的には、災害時の蓄熱槽水利用でレジリエンスな街づくりや再生可能エネルギー主力時代の電力系統オペレーションにも対応できる「ヒートポンプ・蓄熱システム」の普及促進と技術向上を目的に事業を行っています。
そうした中、冷房需要が本格化する毎年7月を『ヒートポンプ・蓄熱月間』と定め、各省庁・関係諸団体のご後援・ご協賛のもと、産官学一体となり、様々な活動を実施してきました。
23年目を迎える本年も、これまでと同様、ヒートポンプ・蓄熱システムの普及拡大にご貢献いただいた企業・団体への感謝状(盾)の贈呈をはじめとした活動を展開してまいります。
1. 実施概要
(1) 令和2年7月1日(水)~令和2年7月31日(金)
(2)活動内容
① ヒートポンプ・蓄熱システムの普及に貢献いただいた42企業・団体への感謝状(盾)を贈呈
(詳細は参考資料1をご参照ください。)
② ヒートポンプ・蓄熱シンポジウムの開催※
環境性はもとより、省エネルギー性や経済性にも優れたヒートポンプ・蓄熱システムの運用改善による更なる性能
向上や有効活用に向け、「有識者からの特別講演」および「ヒートポンプ・蓄熱システムに関する運転管理に係わ
る改善事例発表」等を実施するヒートポンプ・蓄熱シンポジウムを開催
③ 電力負荷平準化・省エネルギー社会実現セミナーの開催※
有識者による蓄熱×ヒートポンプのスマート空調・給湯システムの最新技術に関する講演と電力負荷平準化や
省エネに取り組む建物の紹介等を通じ、電力負荷平準化や省エネルギーの重要性を訴求するセミナーを全国10個所
でセミナーを開催 (例年、ヒートポンプ・蓄熱月間中(7月中)に1か所開催)
④ ヒートポンプ・蓄熱システム採用事例施設見学会の開催※
エネルギー関係記者(新聞、専門誌、テレビ等)やユーザーを対象に、ヒートポンプ・蓄熱システムへの理解促進
と記事化による一般ユーザーさまへの認知度向上を目的とした施設見学会・セミナーを開催
⑤『ヒートポンプ・蓄熱月間』リーフレットの作成・配布
ヒートポンプ・蓄熱システムのピーク電力削減効果や省エネ・省CO2効果等について、分かりやすく説明した
リ-フレットを配布(詳細は参考資料2をご参照ください。)
⑥ インターネットホームページにて告知
当センターホームページにて、『ヒートポンプ・蓄熱月間』の告知
(ヒートポンプ・蓄熱センター URL https://www.hptcj.or.jp/)
※ 今年度は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止を踏まえ、シンポジウム、セミナーおよび見学会は中止とします。
2. 後援・協賛一覧
「ヒートポンプ・蓄熱月間」では趣旨にご賛同をいただいた以下の関係省庁・団体からご後援・ご協賛を賜っており
ます。
【後援】(11省庁、3国立研究開発法人)
経済産業省、警察庁、防衛省、総務省、法務省、外務省、文部科学省、厚生労働省、農林水産省、
国土交通省、環境省、国立研究開発法人 国立環境研究所、国立研究開発法人 産業技術総合研究所、
国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構
【協賛】(43団体)
(一財)エネルギー総合工学研究所、(公社)空気調和・衛生工学会、
(一財)建築環境・省エネルギー機構、(一社)建築設備技術者協会、(一社)建築設備綜合協会、
(一財)建築保全センター、(一社)公共建築協会、(一社)住宅生産団体連合会、
(一財)省エネルギーセンター、(公社)全国ビルメンテナンス協会、電気事業連合会、
(一社)電気設備学会、(一財)電力中央研究所、東京商工会議所、
(一財)日本エネルギー経済研究所、(一社)日本エレクトロヒートセンター、(公財)日本環境協会、
(一社)日本機械学会、(一社)日本経済団体連合会、(一社)日本建設業連合会、
(一社)日本建築学会、(一財)日本建築センター、日本商工会議所、(財)日本消費者協会、
(公社)日本青年会議所、(一社)日本設備設計事務所協会連合会、(一財)日本地域開発センター、
日本チェーンストア協会、(一社)日本電機工業会、(一社)日本電設工業協会、
(公社)日本都市計画学会、日本百貨店協会、(一社)日本病院会、
(一社)日本ビルエネルギー総合管理技術協会、(一社)日本ビルヂング協会連合会、
(公社)日本ファシリティマネジメント協会、(公社)日本冷凍空調学会、(一社)日本冷凍空調工業会、
(一社)日本冷凍空調設備工業連合会、 (一社)不動産協会、(一社)文教施設協会、
(一財)ベターリビング、(公社)ロングライフビル推進協会
(五十音順)
以上
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ヒートポンプ・蓄熱システムで「夏のピーク電力を削減」
経済産業省においては、2020年度夏季の電力需給について、全国で電力の安定供給に最低限必要とされる予備率3%
を確保できる見通しであることから、数値目標付きの節電要請等の対応は実施せず、例年通り、無理のない範囲での
節電を呼びかける方針であるものの、引き続き、電気需要平準化などの取組をより一層推進することが求められる状況
です。
このような状況において、ピーク時間帯を中心とする使用電力の削減については、引き続き重要な課題と考えられて
おり、ヒートポンプ・蓄熱システムの効率的な運用は、これら課題の解決に大いに役立つものと考えております。
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ヒートポンプ・蓄熱システムで「省エネルギー」と「脱炭素社会の実現」に貢献
昨年6月、「パリ協定に基づく成長戦略としての長期戦略」が閣議検定され、温室効果ガスの排出量を実質ゼロとする
「脱炭素社会の実現」を目指すことが挙げられました。
このような中、効率水準・汎用性が高く、空気熱・地中熱・河川水熱などの再生可能エネルギーを利用できる「ヒート
ポンプ・蓄熱システムの活用は、こうした課題の解決に貢献できるキーデバイスと考えております。
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※ ヒートポンプ機器は電気エネルギーだけでなく、空気や水などから自然の熱(再生可能エネルギー)を「集めて」
熱を作るため、高効率な運転が可能です。
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非常時の蓄熱槽水利用でレジリエンスな街づくり
エネルギーと共に”水”の確保は、災害時の重要課題の一つです。ヒートポンプ・蓄熱システムの蓄熱槽に蓄えた水は、
非常災害時にトイレなどの生活用水や火災時の消防用水として利用することができ、レジリエンス(強靭)な街づくり
一翼を担うと考えております。 |
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ヒートポンプ・蓄熱システムで「再生可能エネルギー主力時代の電力系統オペレーション」に対応
持続可能な社会の実現には、再生可能エネルギーの主力電源化が必要ですが、「自然環境に応じて出力が変動する」という特徴に応じた対策が必要です。その対策の一つがディマンドリスポンス(DR)。需要家側設備を制御し、電力需要パターンを変化させることです。
ヒートポンプ・蓄熱システムは、電気エネルギーを効率よく熱エネルギーに変換・蓄積し、必要な時に取り出すシステムであることから、DRへの活用が期待されています。

以上
参考資料1:「ヒートポンプ・蓄熱月間」感謝状・特別感謝状贈呈先一覧
参考資料2:「ヒートポンプ・蓄熱月間」リーフレット
この件に関するお問い合わせ先 |
一般財団法人ヒートポンプ・蓄熱センター 業務部 |
〒103-0014 東京都中央区日本橋蛎殻町1丁目28番5号
ヒューリック蛎殻町ビル6階 |
TEL.03-5643-2402 FAX.03-5641-4501 |